ショート動画 という言葉を聞いたことがありますか? ショート動画とは、15秒~1分程度の短い動画のことです。
YouTubeの短い縦動画「YouTube Shorts」や、TikTok、Instagram リール、LINEVOOMなど、最近のSNSでは縦型のショート動画が注目されています。この記事では、YouTube Shortsについての現状や活用法、縦動画の編集方法、そして 切り抜き動画 について解説します。ショート動画 について興味がある方は、ぜひ読んでみてください。(各サービスの仕様・規約は、投稿時から変化する可能性があります)
Youtubeショート 動画の現状
ショート動画機能 - YouTube クリエイター ※投稿時のものです
- ショート動画は、通常投稿より再生回数が稼げるので、正規の動画を投稿した後、ショート版をダイジェストでアップすることをオススメします。
- ショート動画の再生リストに保存はパソコンからできます
- スマホでは「興味なし」の選択ができない「このチャンネルをおすすめしない」はでる。PCは両方できない また
- 高評価や低評価によって、ユーザの好みにあったショート動画のタイムラインになっているかどうかはっきりしない(おそらくできていない)
- ショート動画だけで検索できない(#shorts +キーワード検索するとできる)
- ショート動画に別の広告主の広告が掲載されない(短いので)
- 再生回数はyoutube収益広告の資格にカウントされていない模様。チャンネル登録数は収益化資格にカウントされる模様)
- ショート動画だけでは動画が収益化されなかったが YouTubeのショートファンドというサービスが登場した
- 現在はショート動画も収益のスタイルが決まりつつあり、またクリエイターの動画再生を促進するための切り抜きビジネスも成立している
※この現状は初回投稿時のもので、現在は変わっている可能性があります
YouTubeショート動画の活用について
ショート動画は、通常投稿より再生回数が稼げるので、最初は、正規の動画を投稿した後、ショート版を切り抜きでダイジェストでアップすることをオススメします。
縦動画の編集について
縦動画の編集は、比率を逆にすること(例えば縦1920×横1080)ですが、横でとった動画をトリミングしたりするのは結構手間です。縦と横比率を逆にした編集は大変と思いますが、iPhoneの写真アプリでは比較的簡単にできます。capcut や adobepremire などのアプリの無料版でも比率が簡単に変えられます。
縦で撮影するのが一番いいのですが、複数活用を考えている場合は高画質にて横でとった方がいいでしょう。余裕があれば4Kで撮影しておくとトリミング拡大でも耐えられます
切り抜き動画 について
「切り抜き」と称した、通常動画をトリミングダイジェストにして、横型を小さくして下にセリフを入れたり、縦画面にトリミングした若干解像度の低い縦動画を、ショート動画ではよく見かけます。動画編集の効率という面では縦動画にサイズ変更するよりも楽です。
生成AI発展により、ショート動画の編集時間は劇的に短くなるかもしれません。AIがYouTubeの内容を解析し 時間を指定して短くまとめることなど簡単なような気がします。これによりショート動画で収益を上げているクリエイターに変化が訪れるかもしれません。そもそもYouTubeにAI機能がプレミアムで加われば、クリエイターは他の切り抜きクリエイターに切り抜きをお願いしなくても良くなるのではないでしょうか。
YouTubeショート動画がTikTokやインスタリールに比べ優れている点
そんな制約も多いYouTubeショート動画ですが、TikTokやインスタリールに比べて良い点があります。それは
- 動画の再生数が時間の経過とともに少しずつ伸びたり、急に伸びたりする。TikTokやインスタリールはほぼ瞬間風速で、その後はほとんど伸びない傾向にある
- ロングの横型動画と連動できる。長尺を収録投稿して、ショートで切り抜き再生を増やすスタイルが定着している
実際に試してみた感じ、TikTokとインスタは投稿後30分位が再生数のピーク(おすすめにのせる時間がこの時間くらいまで)で、あとは少しずつ(ほとんど停止して、たまに)延びる感じです。再生の目安として、バズらない動画は100、200~1000、せいぜい2000くらいで打ち止めになります。※初回投稿時の検証です
これに対してYoutubeショートは、10、20と少しずつ延びながらあるとき急に延びたりします(YoutubeStudioのリアルタイム再生をチェックしてみてください)これはYouTubeの人口の多さ、ユーザ母数のおかげかなと思います。YouTube動画とショート動画が検索に一緒にラインアップできて、収益化の仕組みが整ったときは、YouTube動画はまた大きくなると思います。今のところは、YouTubeのショート動画は違法かどうかグレーの動画も多く、玉石混淆です。これはYouTubeもTIkTokも同じです。
ショート動画のアルゴリズムが現時点でまだ固まっていないと思います。(アルゴリズムは急に変更になる可能性があります)
再生数比較:同じ内容のYouTube動画とショート動画
下記は同じ内容のYouTube動画とショート動画です。再生数の桁が違い(低レベルですが)高評価もショート動画だけについています。
TikTok が優れている点
TikTokはプラットフォームとして完成しつつあるので 動画のプロモーションをやるなら必ずTikTokはやるべきだと思います。ユーザの趣味嗜好をフィードバックする仕組みも優秀でスピード感があります。もし自分で動画を投稿するならコンテンツを投稿し続ける体力が必要です。音楽と親和性の高いためパフォーマーも必要でしょう。人の出ないTikTok動画はほとんど伸びません(料理の手元アップやペットなども人と考える)。運用面・コンプライアンスを考慮する必要があるので中小企業や自治体がやるのは今はまだ難しいでしょう。業者に頼むにしてもコンプライアンスの協議が必要です。TikTokでは時々炎上するようなコンテンツをみかけ、少し前のYoutubeに似ています。規制の噂も多くあり国内で突然サービスに制限がかかる可能性もあります。
Instagramのリールについて
インスタのリールの魅力は、比較的簡単に再生回数やいいねをもらいやすいところです。ソーシャルコマースやライブコマースのツールとして利用するならインスタが良いと思います。コンテンツの評価やレコメンドのアルゴリズム・精度はTikTokに比べるとまだ低いと思います。
LINEVOOMについて
多くのユーザを取り込むプラットフォームとしては苦戦しているようにみえます 単独コンテンツではなくLINEの他サービスと連動した場合にメリットが今後でるのではないかと思います。(2023年10月からLINEヤフーになったため、今後期待されます)
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