【チャットボット】導入検討中の方必見　選び方10のポイント　　

チャットボットツールやサービスを選ぶ際に重要な10のポイントについて説明しています。無料デモやトライアルが可能か、設計や運用方法を提案してくれるか、制作期間を明確化しているか、初期費用と保守費用の内訳が明確か、操作性や表示場所、そしてAIの捉え方などです。ユーザー目線や導入企業目線で提案してくれるところを、自社に最適なチャットボットツールとして選択してください。

チャットボットツールは世の中にたくさんあり、どれが良いのか、合っているのか、とても分かりにくいです。

単純な機能比較でなく、ユーザ目線、導入企業目線で

チャットボットツールおよびチャットボットサービス会社の選び方１０ポイントを書きました。

1. 無料デモ・トライアルができるか
2. 設計・運用方法を提案してくれるか
3. 制作期間を見える化できるか
4. 初期導入費用が明確化
5. 保守費用　料金体系が明確化
6. デモで操作性（利用側・管理側）を確認できるか
7. 設置方法・表示方法簡単か
8. AIの認識（本当にAIか）
9. サポートレベル
10. 評価

導入前に無料で確かめることのできないサービスは避けるべきです。またトライアル終了後自動的に有料課金されるようなサービスも同様です。明確に無料トライアル可能を表示しており、成約しない限り料金の発生しないサービスを選んで下さい。

チャットボットを自分たちで構築できる人はほとんどいません。導入時に、要望ヒアリングをしっかり聞いて、自分たちにあった設計・メニューを無料デモ作成で提案してくれるところを選んで下さい。はじめからWEBサイトの項目すべてをチャットボットに取り込んでおしまいにするのではありません。

デモ導入からご成約・制作・公開までの期間を明示できるところを選んで下さい。双方の確認期間を含めることはあっても。デモを作成時におおよその工期は出せると思います。

初期費用はサービスのご契約費用と初期設計費用、構築にかかる人件費などで構成されます。公開前の構築中に利用料が発生する場合もありますので制作期間が長くなりそうな場合は確認が必要です。

保守費用はサービスの月額利用料、カスタマーサポートセンター利用費、更新代行費用、オンラインなどによるお打ち合わせ費用、アップデート費用など複数にわたります。定額制もあればビュー数、コンバージョン数による従量課金制もあり、最低契約期間や解約通知期限が決められていたりします。はじめによく確認を求めましょう

デモンストレーションで自分自身が操作を確かめ、また管理画面で自分自身が内容を更新できる仕組みがあるかどうか。どちらか一方しか確認できなかったり、管理画面がサービス業者だけしか触れない場合は注意が必要です。

チャットボットはWEBサイトの一部分に埋め込みされるタイプと、リンクから飛んで別画面で表示されるタイプがあります。パソコンとスマホで表示方法が違う場合もあるので注意が必要です。

AIチャットボットとうたっているサービスの多くは、機械学習やディープラーニングではなく、登録した単語や文章から部分検索にて回答を抽出するだけのサービスです。本当にユーザの求めることをAIで導きだすには、膨大なデータベースとコストがかかります。コストパフォーマンスにすぐれ効果的なチャットボットを構築する一番の方法は、発信する情報をよく把握し適切な回答の経路を丁寧に紡ぐことです。現在ではChat GPTがでてきたので、余計に既存のAIチャットサービスについて考える必要がでてきました。AIというキャッチコピーに惑わされず、検討しているチャットサービスやデモをよく操作してみることをおすすめします。

最適なチャットボットの構築には公開後も経路のチェックや内容の更新がかかせません。これを費用内で代行もしくはサポートしてくれるサービスを探すべきです。また日々動いているチャットボットについて、更新には迅速な対応が必要です。ユーザのことを考えたレスポンススピードの速いサービスレベルを強みとして打ち出している運営会社をおすすめします。

他のチャットボットサービスと比較し評価の高いところを選んでください。

ITreview - IT選びに、革新と確信を：チャットボットの比較

チャットボットの導入のポイントは他のITツールやWEBサイト制作にも通じるところがあります。コストのかかる業務にて長く付き合うためにはしっかりしたサポートをするところを選ぶべきです。