水中ドローン　日本の取組とビジネスの可能性

水中ドローンは、規模や用途も様々なものがあります。国の取組では、AUV（autonoAutonomous Underwater Vehicle：自立型無人探査機）と呼ばれ、社会実装に向けた戦略・取組が進んでいます。

自律型無人探査機（AUV）の社会実装に向けた戦略 概要（内閣府）

https://www8.cao.go.jp/ocean/policies/auv/auv_strategy/pdf/auv_overviews2312.pdf

• AUVとは、⼈による遠隔操縦を必要とせず、⾃ら状況を 判断して全⾃動で⽔中を航⾏するロボット
• 少⼦⾼齢化による⼈⼝減少や産業構造の転換等を⾒据え、広⼤な海洋の開発・利⽤ における省⼈化や⽣産性向上のため、AUVの洋上⾵⼒発電、海洋資源開発、海洋観 測・調査、海洋安全保障、海洋環境保全、防災・減災等への導⼊が重要。
• 日本はAUVに関する⾼い技術を持つが、産業化は欧⽶が先⾏しており、国産化・ 産業化が急務。
• AUV技術開発の⽅向性（３類型）・技術チャレンジ型 ・⽬的特化型 ・⼩型安価型
• 2030年までに我が国のAUV産業が育成され、海外展開まで可能となるよう、国が主導し官⺠が連携して取組を推進。
• AUV戦略については、 2030年以降の 具体的な取組等について検討し、随時更新。
• 利⽤が期待される分野 ・海洋資源開発 ・洋上⾵⼒発電 ・海洋観測・監視・科学調査・研究 ・海洋環境保全 ・防災・減災 ・海洋安全保障 など

自律型無人探査機（AUV）の 社会実装に向けた戦略が令和5年度に策定されました。これをよむと2030年度までに水中ドローンで日本が何を目指そうとしてるのかが分かります。

自律型無人探査機（AUV）の 社会実装に向けた戦略

https://www8.cao.go.jp/ocean/policies/auv/auv_strategy/pdf/auv_strategy2312.pdf

水中ドローンは、空撮の空中ドローンと比べると市場は小さいものの、これから急成長が期待される分野です。海中・水中の検査業務は可能性が高く、弊社では空中ドローンと併せて小型用途の機体を導入し業務を実施しています。