経営・マネジメント界隈では、よく
コミットする
コミットメント
と言う言葉がよく出てきます。
IT経営推進プロセスガイドラインには、
IT経営を実現するためには、まず「経営者の思い」を可視化し具現化しなければならない。(中略)担当者まかせにせず、自ら「思い」を語り、自ら動いて、戦略の実現にコミットすることが重要である。
と、かかれています。
では コミットメントとは具体的にどういうことでしょうか。
コミットするとは
ものすごくシンプルにいえば、
コミットするとは
約束を守る。
ちゃんと(真剣に)やる。
ということです。
ふだんの会話で、たとえばウエイトトレーニングで体重が急激に増えたり減ったりしたとき、
「コミットしすぎじゃない?」
と言われたら、
「やりすぎじゃない?」
という意味になります
ではIT経営におけるコミットメント、コミットするとはどういうことか。
ここでは具体的な行動を簡単に一例で示します。
経営変革のコミットメントとは
1.言ったことは守ること。決意。
2.言ったことを約束すること。誓い。
3.目の前でいうこと。宣言。
4.言ったことを浸透させること。アナウンス。
5.真剣に取り組むこと。誠実。
6.最後まで取り組むこと。継続。
7.言ったことについてきてもらうこと。共感。
8.言ったことを説明できること。理解。
9.常に予測をたてること。リスクヘッジ。
10 成功の姿をイメージすること。未来予想。
まとめ
経営変革には大きなエネルギーが必要です。それを後押しするのがコミットメントです。作ったビジョンや目標に対してしっかりと戦略をたて、実行し、モニタリングをしながら、宣言を実現していきます。それができるのは、ビジョンが達成できると信じて真剣に取り組む人だけです。コミットメントはただの承認・捺印であってはいけないのです。