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【チャットボット】チャットボット設計術 10の心構えで誰でも作れる!

誰でも作れるチャットボットの設計方法について、以下の10の心構えを挙げました。基本はホームページと同様です。目的や対象を明確にし、使い勝手を重視することが大切です。ユーザーの視点で検証し、フィードバックを取り入れることで、より良いチャットボットを作ることができます。

チャットボットは誰にでもつくれます。ホームページを作ることと基本的には同じです。何を質問してほしいか、回答して欲しいか、どこに導線をおくか、ユーザのアクセスとフィードバックを重要視する。などです。技術よりも、目的と対象をしっかりさせるべきというところもWEBサイトと同じです。

チャットボットにどのソフトやサービスを使うにしても、その内容は使う企業が考えることを推奨します。ヒヤリングの上設計してくれる開発会社もありますが、チャットボットの質問・回答は貴社の業務の内容について構築するのですから、基本的なフローは考えておく必要があります。ソフト・サービスに関わらないチャットボット設計の基本を10個書きました。※AIチャットの設計ではありません。選択式の質問・回答によるチャットボットの設計方法を示しています。

設計時には、フローチャートを作成し、イエス・ノーの設問に答える方法を使用することが基本です。チャットボットの役割は、情報の道案内です。ホームページやサービスに掲載されていない情報は記載しないようにします。カテゴリーを絞り、行き止まりを作らないようにすることが重要です。フリーキーワードを使用することは、最初から避けるべきです

誰でも作れるチャットボット 設計の心構え10

  1. 表作成ツールでフローチャート作成する。修正更新が多いのでExcelよりスプレッドシートを推奨
  2. 役割はホームページの道案内や不明点の解決であること。それ以上の目的をひろげないこと(例えばプレゼントキャンペーンとか、予約受付をするのであれば別のチャットボットを別途設計する)
  3. 対象カテゴリを広げすぎないこと。例えば住民サービスや観光案内、受験案内など絞ったカテゴリにすること
  4. 回答をすべてチャットで完結しようとしないこと。2~3ステップ以内にホームページへ誘導すること
  5. 行き止まりを作らないこと。最終的にはトップメニューに戻すこと。
  6. フリーキーワードの入力は設計からはずす。キーワード検索は大量のデータベース登録や条件設定が困難なことと、検索結果が大量に表示され利用者の満足度を得られにくい
  7. 使い勝手をフィードバックしてもらう仕組みをつくり、顧客満足度の指標にすること。はい、いいえのような簡単な選択肢でもよい。
  8. 自身で操作してみること。使ってこそユーザの心理がわかる

まとめ

チャットボットの設計は、ホームページと同様に、目的や対象を明確にし、使い勝手を重視することが重要です。また、ユーザの視点で検証し、フィードバックを取り入れることで、より良いチャットボットを作っていくことができると思います。AIチャットボットの設計には別途学習が必要であり、そのほとんどは今後既存のサービスからGPT3などに取って代わると思われます。

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