WEBサイトの目標はアクセス数ではない

WEBサイトの目標について、アクセス数の獲得よりも重要なものは、本来の目的の達成です。アクセス数だけにこだわらず、目的を見失わないようにする方法をお話しします。

アクセス数が多いことは素晴らしく、多くの人から評価されている可能性を示しています。しかし、WEBサイトの成功が、アクセス数の多さで完結していると判断しまいがちです。多くのアクセスを集めることは大切なことですが、それはゴールではなく、全てでもありません。アクセス数が多くても、問い合わせや注文、売り上げに結びついていなければ、ビジネスとして成立しません、グラフを毎日見て、アクセス数の増減にばかり焦点を当てていると、本来の目的を見失う可能性があります。

 アクセス数を求めるあまり、WEBサイトの本来の目的を見失ってしまうことがあります。例えば、アクセス数を増やすためにSEO対策やSNSの投稿に時間をかけすぎると、コンテンツ制作や顧客対応が疎かになってしまいます。例えば中身のないページを放置したまま広告を連続して配信したり、問い合わせがあっても返事に時間がかかったりすることです。

ビジネスにおけるWEBサイトの目的は、アクセス数の獲得ではなく、問い合わせの獲得、そして注文・売り上げにつながることです。アクセス数はそのためのプロセスであり、あくまで目安に過ぎません。重要なのは、自社のビジネス目標を明確にし、チームで共有して、それに合ったWEBサイトの設計やコンテンツ制作を行うことです。アクセス数の項目の横に売上や問い合わせ数のカウントも列を作っておくべきです。

WEBサイトの目標はアクセス数だけではなく、問い合わせや注文・売り上げの獲得につながることが重要です。アクセス数はあくまでそのためのプロセスであり、目安に過ぎません。アクセス数にこだわりすぎず、ビジネス目標・目的に合ったWEBサイトの運用を行いましょう。