採用サイトについて、公開したのはいいけれども、その後の情報の更新が、ちゃんとできていますか?ここでは、採用サイトの更新、特にお知らせの投稿がなぜ大切なのか、具体的にどのような情報を発信していくべきかについて5つ書きます。
1.更新されないサイトは動いていない会社と思われるから
まず一番大切なのは、貴社の採用サイトが生きている、募集をしっかり継続していることを、更新日で示すことです。更新が滞っているサイトは、企業の活動が止まっているように見えてしまいます。結果、情報収集の意欲も、エントリーも減ってしまいます。せっかく検索をしてたどりついた貴社サイトに対して、エントリーの機会を逃してしまう可能性があります。
2.強みのPRより、応募者との接点をもつ最新情報を発信するべきだから
採用サイトでは、貴社の強みや魅力をアピールすることももちろん大切ですが、情報や、情報に対して感じる価値は、応募者が収集し、分析します。採用サイトには、応募者が持ち合わせていない新しい情報、つまり、応募者との接点を増やすための情報発信が重要です。例えば、社員インタビューや新入社員の業務の様子、企業説明会の案内、メディア掲載の情報などです。このような、応募者が新しく興味をもち接点を持てるような情報を発信することで、企業への興味関心を高め、エントリーの可能性を高めることができます。
3.アクティブに活動をしている企業だと認識させるべきだから
継続的な更新は、企業が活発に活動していることを示すだけでなく、応募者に対して「この会社は採用について真剣に考えてくれている」という印象を与えます。「企業が積極的に情報発信をしている」という事実自体が、応募者にとって大きな安心となり、アクセスやエントリーのハードルを下げることにつながります。
4.継続的な更新がSEOに良い影響を与えるから
採用サイトの更新は、SEO(検索エンジン最適化)にも影響を与えます。検索エンジンは、頻繁に更新されるサイトを評価するため、検索結果の上位に表示されやすくなります。上位というのは、すべての情報の上、という意味ではなく、同じような情報量であれば、より最新の方を優先するという意味です。こうした努力が、結果として、より多くの応募者に貴社の採用情報を目にすることができるようになります。
5.SNSは採用サイトのスピーカーだから
SNSは、企業の情報を広める上で非常に有効なツールですが、タイムラインで流れてしまうため、情報がすぐに埋もれてしまうというデメリットがあります。公式の採用サイトにいつでも閲覧できる情報を投稿しておくことで、応募者はいつでも参照することができます。SNSをたくさん頑張るけれども、サイトの更新がさっぱりということが企業サイトによくあります。SNSは、採用サイトの情報を拡散するための「スピーカー」として活用し、重要な情報は採用サイトに掲載するようにしましょう。
まとめ
採用サイトの更新は、企業と応募者をつなぐための重要な活動です。しかし、継続的な更新は、なかなかできている企業が少ないのが現状です。更新とは、記事の新規投稿だけでなく、コーナーや募集要項の更新も含みます。公開後に継続的な見直しを行う事が、必ず良い効果を生みます。コンテンツを考えるよりも、まずは少しの情報や文字修正だけでもいいので、更新を頑張って継続することで、より多くの優秀な人材を発見する機会が広がると思います。
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