リスキリングというキーワードを多く見るようになっています。転職や新たなビジネスチャンスのための再教育、能力の再習得、またそれを支援する総称がリスキリング(re:skilling)と呼ばれています。
職業訓練学校と比べ、DX時代のリスキリングでは、求められる能力も多様になってきています。個人で将来のために色々なことを身につけたいと思う方も多いでしょう。また企業にとっては、社会のニーズに沿ってこれまでの提供サービスを見直したり、新しい事業にチャレンジすることがあるでしょう。そのためには、企業は従業員に新たなスキル・能力を会得したり、習得できる機会を提供する必要があります。専門分野や、これから需要の多そうな仕事、誰もまだ持っていないような独自のスキル、差別化のできるような職業能力を身につけたいと思う人もいるでしょう。
ここでは、リスキリングを考えているそんな皆様に、もっとも最適で、今すぐにでも始められるリスキリングをご紹介します。それは「WEBサイトリスキリング」です。
WEBサイトリスキリングとは
WEBサイトリスキリングという言葉がすでにあるわけではありません。それに、WEBサイトのスキルといっても、色々あります。かつては専門的な分野でしたが、現在は無料のサービスや公開されているノウハウも多く、個人でも取り組めるようになりました。
WEBでは大量の情報があふれ、生成AIも成長する中、人間は情報を素早く理解し柔軟に判断する力が求められます。情報発信をする力の強さ、弱さが新たな職業能力の習得には重要です。広く言えば「リテラシー」にもなるのですが、WEBサイトリスキリングは「手に職をつける」以前の、デジタル時代のビジネスにおける基礎体力、足腰のようなものです。それでは、以下より、主なスキルを5つ挙げてみます。
1 クリエイトスキル
WEBサイトそのものをつくる能力です。WEBデザインや、htmlコーディング、CSS、プログラムなどの専門言語習得も含みますが、今は、簡単な選択や操作でつくれるWEBサイトサービスが増えてきました。このため、この分野は、デザインへのこだわりや、専門職への探究心が深くない限りは、それほど難しい話ではありません。簡単なWEBサービスを利用して取り組むと良いと思います。重要なのはユーザにとって有益な情報は入っているかどうか(それが検索に反映されるかどうか)です。
クリエイトスキルの評価ポイントは、「WEBサイトをつくって、公開する」という一連のプロセスを、一人で最初から最後までできるかどうかです。SNSは経験あっても、ホームページを作った経験のある人は少なく、意外とこれが出来ない人は多いです。
2 アップデートスキル
WEBサイトを更新する、修正するスキルです。1ができれば、たいしたことのないように思えますが、このスキルの評価ポイントは「気づき」と「継続力」です。
公開したWEBサイトは放置されることが多くあります。アップデートスキルは、気が付いたら気になる部分は更新し、発信したいことがあれば記事として投稿しようとするスキルです。WEBサイトはネット上の会社でありお店なので、開店休業にしないためには、毎日出勤しておかしなところがないか見にくることが大事です。これは特に中小企業サイトがほとんどできていません。
専門職や外部委託をしていない限り、企業サイトの更新頻度は落ちる傾向にあります。更新頻度の少ない企業はネット上ではアクティブでない会社と判断されます。WEBサイトの更新が的確に素早くできるスタッフは優秀です。
3 プロモーションスキル
WEBサイトのアクセスをあげたり、WEBサイトを宣伝するスキルです。SEOやSEMとも呼ばれてきた分野で、この能力がそのまま評価ポイントです。ユーザのニーズに合致したキーワードやコンテンツが何かを探る、リサーチスキルも兼ね備えます。専門用語も多く存在しますが、基本的にこの分野に最適解はありません。ネットは毎秒進化しますし、発信するコンテンツが違えば発信キーワードも違うからです。能力に個々のセンスは必要なく、結果がでるまでトライアンドエラーを繰り返す忍耐力が必要です。
4 コンバージョンスキル
WEBサイトから問い合わせがきたり、SNSでリプライやDMがきたら迅速に反応し注文に向けて対処するスキルです。レスポンススピードが評価ポイントです。WEBサイトはネットの商談のきっかけであり、真摯に回答する必要があります。これは優秀な営業スキルでもあり、WEBサイトをきっかけに注文(コンバージョン)に繋がった案件は、プロセスが分かりにくい場合がありますが、本来もっと評価を高くするべきものです。
5 チェックスキル
プライバシーポリシーやコンプライアンス、サイバー攻撃や炎上対策などセキュリティの情報を定期的に収集しており、WEBサイトをリスクから安全に守るスキルです。評価ポイントは最新情報を把握できているかどうかです。企業には業務中に外部ネットの閲覧を禁じるところも未だにありますが、朝起こっていることがネットでは夕方激変していることがあります。WEBリスキリングをするのであれば、企業社員は、業務に支障を来さない程度の日中の情報収集が必須です。
まとめ
WEBサイトリスキリングを通じて、以下のようなものを得ることが可能と考えます
- 情報発信力:WEBだけでなく、伝えたいことを効果的に発信できるプロセスが身につきます
- リサーチ能力:分析を通じてニーズをとらえる気づき力が身につきます
- 迅速性:レスポンススピードこそ現代に必要なリスキリングです。即レスをルーティンにすることで優秀な営業パーソンになれます。
- 営業力:情報発信力の向上は最終的な営業力の向上になります。インサイドセールスの事業に向いています。
- 防衛力:ネット社会で活きていくためのリテラシーを最前線で正しく身につけることができます。
どのような習得方法が良いかは人それぞれですが、私であれば、オンライン相談も実施しているサービス Jimdo を推奨します。
※情報一部参照:厚生労働省HP、経産省HP スキル名は独自に名を付けたもので、公式な名称ではありません。
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