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今さらきけない 企業採用に最も大切なこと

採用活動において最も重要なのは、「聞きやすさ」と「入りやすさ」です。これは、単にお問い合わせフォームを設置したり、会社の情報をたくさん載せたり、「お気軽にご連絡ください」といった文言を掲載したりすることではありません。むしろ、応募者「ここは少し近づいてみよう」と自然に思えるようなアプローチをとれる、環境を作ることが必要です。

採用サイトは会社案内ではない

多くの企業は採用サイトを会社案内のように扱い、企業紹介から始めがちです。全ての情報を伝えることが応募者を引き付けると考えます。入社を考える側の立場に立って考えてみると、本当に知りたいのは、バックグラウンドではなく(それはほとんど検索すればわかるので)、そこで何が行われているのか、誰が働いていて、どんな雰囲気なのか、自分の希望や要望が叶えられるのか、そこで働くことが楽しい人生になるのか、といったことです。こういった個々のニーズを満たす情報は会社案内にはもちろん載っていません。企業のブランディングはサイトに重要ですが、応募希望者は、掲載されているキャッチコピーがリアルかどうかを判断する権利、または見極める力を持っています。

大切なのはリアルに会えること

採用活動を、会社案内の情報やウェブサイトからの応募に依存するのは避けたほうがいいかもしれません。特に中小企業では、日常業務をこなしながらスタッフがウェブサイトの更新を続けることは大変な負担になります。そこにリソースを割くのは難しいのです。

ウェブサイト上で採用希望者の行動を促し、それを実行させることは非常に難しいです。大切なのは、応募希望者が実際に貴社を見る機会を提供することです。合同説明会やリクルートイベントもありますが、それ以外のものです。一言でいうと、「関係性を構築する機会を増やすこと」です

関係性構築を増やすこと

より簡単に関係性を構築できる行動を促すことが重要です。例えば、「来週の土曜日に清掃活動します」「イベントを開催します」「近くに行きます」といったことを定期的に発信することが大切です。スタッフが個人的に学生との交流の場に参加することもできます(パーソナルな発信を企業としてプッシュするかどうかがポイントです)。これにより、少しずつ企業と応募者の距離を縮めていくことができるのです。どんな形でもいいので、少しでも自分たちの姿を遠くからでも見てもらう機会を作ることです。戦略は少し異なりますが、高校野球やスポーツで強豪校が注目を集めるのも、ブランディングです。そこでは、学校の概要や紹介はほとんどしません。見た人が興味を持って、自ら学校名を検索するからです。

まとめ

企業の強みや魅力を伝えることはもちろん大切です。しかし、「お気軽にお問い合わせください」ではなく(ほとんどの場合、その行動は気軽にできません)こちらに聞かなくてもある程度理解してもらえる情報は公開し、問い合わせの手段はできるだけイージーにすることが大切です。

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