WEBリニューアルする場合の要件定義流れ

WEBサイトリニューアルは、現在のWEBサイトの状況・環境を把握して上ですすめる必要があります。ここでは制作の流れについて説明します。多くは契約前に確認することですが、リニューアルするときに、現在の契約・設定情報がどこにも保管されていない、わからなくなったお客様も多くいますので、ご注意ください。なお企画やデザインビジュアルなど、表現・コンセプトに関わる要望を定義する段階は除いています。

• 現在のページ数
• リニューアルにあたり不要なページと残すページを選ぶ
• 旧サイトのページを統合・分割する場合は指定する。
• 新しく作りたいページがあれば追加する
• 現在導入されている機能例：問い合わせフォーム、新着更新機能等
• 現在導入しているWEBと連携した外部サービス：EC、予約システム、ブログ等。継続するか、終了・変更するか
• 現在運用しているSNS。継続するかどうか

• 現在の業者さんとの、契約更新日を確認。
• • WEB関連の請求が二重支払いにならないように。
• ドメインを確認。
• • URLアドレスのこと。ネット住所でもあるので大事に保管が必要。
  • 自分で契約登録しているか、業者さんが契約しているか。
  • リニューアルの時にアドレスとサーバを紐付ける移管作業が必要。
• 旧ホームページのサーバまたはサービスの契約を確認。
• • どこと契約しているか。直接契約か、業者経由で契約しているか。
  • 不要であれば解約だが、メールが絡むと注意が必要。
• メールを確認
• • メールを受信しているサーバがどこと契約しているか。
  • ホームページのサーバと同じ契約会社であれば、解約せずそのまま利用するか
  • 移管する場合は、新規にサーバを契約する必要がある。
  • メールサーバが変われば、スマホや受信ソフトの設定を別途する必要がある
• 他設定で確認すること
• • アクセス解析などの設定をしている場合、それが業者さん設定であれば移管が必要
  • SNSの管理に業者さんが入っていれば退出が必要
  • 業者さんにてネット広告を行っていれば解約が必要。

• これまでホームページに掲載してきた写真、投稿記事をどうするか
• • そのまますべて移管するか、期限を区切って古いものは移管しないか。
  • 新たに撮影するか
• 最新の情報であるか、連絡先は正しいか。すでにない写真や取り扱っていないサービスはないか。
• 新着情報・ブログがあるか、今後どうするか。引き継ぐか、止めるか。
• サーバを引き継ぐか、新たに調達するか
• ドメインを引き継ぐか、新たに取得するか

• いつ公開するか
• いつから着手するか
• スケジュール表
• 実施体制
• 役割分担

• 更新対応
• 操作サポート
• アクセスレポート
• 年間改修
• サーバ利用料、ドメイン利用料
• システム保守・外部サービス保守
• 打ち合わせ

• リニューアルには目的と目標が必要です。単純なデザイン変更だけでなく、これまでの自分たちを振り返り、今後のビジネスを見つめ直す機会としてください。まずは、現在に向き合って状況を整理していくのが良いと思います。