チャットボットは、利用者がWEBサイトやアプリなどを通じて、あらかじめ設定された目的の項目を選択したり、希望する事項を記述して、担当者に送付するものです。このことは、できるだけ簡易で早くフォームを送信させる目的で、効果的に活用できます。ここでは採用活動についての活用事例を書きます。
現在は生成AIが隆盛で、質問内容に対して理路整然と回答することの利便性が注目されていますが、設置担当者の意図しない回答が生成される可能性、生成に制限事項を加えても対応しきれない可能性、メンテナンス範囲が想定できない(AIのエンジンに依存)などのリスクがあり、企業では社内活用も含め導入を見合わせているケースもあると思います。
そこで、あらかじめ決められた目的や形式にしたがった回答を求めたいときには、データベースと選択肢を構築してシナリオを設計する、選択式のチャットボットを利用する事を推奨します。
活用事例
採用のアンケートフォームにチャットボットを活用し、潜在的応募者を確保し、アプローチへの作業効率を向上させる。
アンケート仕様の例
- 現在の学年を教えてください(高校、専門学校、大学 ◎年)
- あなたが興味のある分野を教えてください
- あなたが将来勤務したいエリアを教えてください。
- あなたの将来希望するキャリアプランを教えてください。
- 弊社のWEBサイトで気になったページを教えてください 複数可
- あなたが今興味のあることを教えてください
- あなたが今課題と感じる社会問題を教えてください。
- あなたが今必要と感じているスキルを教えてください
- 弊社よりお知らせを送ってもいいですか?(了承ボタン)
- メールアドレスの入力(ここでは氏名住所等の個人情報を尋ねない)
プロセス
- 利用者がWEBサイトをみる
- 一定時間を経て、チャットボットのアンケートフォームが画面に登場する
- 問い合わせ項目を回答するに従い、設問が進行する。
- 回答終了後、送信画面を確認して送信する
- 送信後自動返信メールが利用者に届く
- 同時に問い合わせ受付メールが管理者に届く
- 内容確認後、担当者が定期的に情報を発信する。
チャットボット活用の利便性
- リードを獲得できる
- 受付日時・内容をデータベース化できる
- 潜在的応募者の傾向がわかる
- 選択式により、利用者が操作に悩まずに利用できる
- 場合により特典をつける(例説明会にてグッズ進呈等)
活用時のポイント
・個々の学生を知ろうとするのではなく、コミュニケーションのハードルを下げる
・無理なアプローチはしない。
・発信の接触機会をできるだけ増やすことを目的とする
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