YouTubeショートで縦動画を投稿するプロモーションビジネスについて、メリットとデメリットを書きます
YouTubeショート プロモーションのメリット
- スマホデバイス最適化:スマホ利用者が増えている現代において、縦型動画はスマホでもっとも視聴しやすいフォーマットです。画面で最大化され、多くのユーザーにアクセスできます。
- 1分以内の動画:短時間でコンテンツを視聴することで、印象に残りやすくなります。
- リピート再生:YouTubeショートをはじめ短時間動画のプラットフォームは基本繰り返し再生であるため、横動画よりも再生数が増える可能性があります。繰り返すことを意識した作品をつくればさらに効果があがります。
- 比較的作りやすい:短い尺で完成させるため、比較的制作進行の全容がみえやすく効率的にコンテンツを制作できます。
- 接近性の高い動画:縦動画のフォーマットは、視聴者に演者が直接語りかけるように訴えかけることができます。
YouTubeショート プロモーションのデメリット
- 横型のモニタには向かない:YouTubeショートはテレビ画面に出ることもありますが、本来横型のデバイスでの視聴には向いていないため、横型式デバイスであるテレビやディスプレイでの視聴には向いていません。
- 同時体験を生みにくい:短時間での個人向け視聴に向いているYouTubeショートは、集団や複数でリアルに同時視聴する機会は少ないと思われます。ただしオンラインライブを連携させることで、リアルにない効果を生み出す可能性があります。
- ターゲットが限定的:短時間の縦型動画は、発信内容が限定的であり、多様な視聴者を獲得するためには適していません。
- フィードバックを得られにくい:YouTubeショートのコメントは総じて短いコメントが多いことから、コンテンツのフィードバックがすくなく改善検討が難しいことがあります。
- 複数本数が必要:YouTubeショートは興味をもった人が次のおすすめに出やすいこととから、連続した動画の投稿が有効と思われます。動画を発注した場合、コンテンツの制作が契約上1本だったりすると、効果が薄いかも知れません。
まとめ
この記事は、YouTubeショートをビジネスに利用しない、通常動画とどちらが良いか、という選択を推奨するものではありません。メリット・デメリットを意識してそれぞれを活用することが大事です。
縦型動画はスマホで視聴しやすいことで、今後も多くの再生が望めますが、一方で集団の同時視聴やリアルイベント開催には向いていないかもしれません。また簡単に作りやすいショート動画も、今後はプロのディレクターが本格参戦し、クオリティが上がっていくと同時に、AIのめざましい変化で初心者が高品質な作品を生み出す可能性もあります。ビジネスの目的に見極めて最適なプロット・プロンプトを設計・生成することが大切です。
演者本人が視聴者とコミュニケーションをとるYouTubeLIVEのような長尺と、サービスを印象づける短時間動画の組みあわせがビジネスには良いと思います。
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