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WEBサイトに見直しが必要な5つの理由(どのくらいで見直すべきか?)

企業のWEBサイトは、ネット上の本社ビルであり、顔とも言えるものです。しかし、一度作成し、公開しただけで更新をせず放置してしまうと、情報が古くなっていくだけでなく、インターネットユーザ-に、開店休業のイメージを与えてしまうかもしれません。

 

または、更新は時々行っているけれど、時代の流れや環境の変化とともに、クライアントのニーズや価値観が移り変わり、検索順位やアクセス、ページランキングに変化が出る可能性もあります。

 

この記事では、そうした可能性を踏まえた上で、WEBサイトに定期的な見直しが必要な理由について5つ述べます。

※以前公開したブログを改訂したものです

1. 情報の鮮度を保つため

WEBサイトは、常に貴社の発信する最新情報が掲載されている必要があります。例えば、所在地や連絡先、組織図、商品情報や販売価格、サービス内容、キャンペーン情報などが古くなっていると、ユーザーは誤った情報に基づいて判断・評価してしまう可能性があります。

 

また、ブログやSNSなどでは、時間経過とともに、現在はやっていない活動であったり、紹介しているサービス内容や掲載価格が、公式ページに掲載している情報と矛盾していることもあります。

こうした古い情報を掲載し続けていることは、拡散している情報の価値がマイナスに作用するかもしれません、したがって、WEBサイトやブログ・SNSに掲載しているコンテンツは、定期的に見直しを行い、必要に応じて更新または削除する必要があります。

2. 環境の変化を捉えるため

外部環境の変化を捉えることも重要です。例えば、WEBサイトを見ているユーザーの環境は、常に変化しています。以前はデスクトップパソコンでみるユーザが多かったのが、近年ではスマートフォンでの閲覧が主流です。SNSの仕様や規約も変わっています。発信している動画も、YouTubeだけでなく、縦型の短い動画が増えています。アクセスの分析基準や、外部発信の媒体を見直すことも、WEBサイトの見直しの一つです。

3. アクセスが日々変化するため

WEBサイトのアクセスは少しずつ変化し、放置していると必ず下がっていきます。ネット広告をしている場合でさえそうです。それぞれのページのアクセス推移をみていくことも見直しの一つです。

 

アクセス獲得に重要な検索エンジンでの上位表示には、SEO対策(検索エンジン最適化対策)が重要です。SEO対策には、さまざまな方法がありますが、その中でも重要なのがコンテンツの更新頻度です。情報の鮮度を保ちつつ、どのような検索で貴社サイトに訪問しているのかを分析することが大切です。被リンクや外部要因を含む技術より、読んでもらえるWEBサイトであるかどうかの見直しが大切です。

 

近年は、Googleなどに利用者が検索入力すると、生成AIによる検索結果が表示されています。このことは、単純に上位検索を狙うためテクニックに依存したSEO対策でなく、WEBサイトの内容をいかに分かりやすく掲載し、発見してもらうかを目的とした、構築・構文の見直しが重要であることを示唆しています。

4 顧客ニーズが変わってくるため

日々の生活の中で、クライアントのニーズは変化します。貴社も、クライアントも一つずつ年をとります。求める体験も、探している価値も、欲しいサービスも変わってきます。これらはWEBサイトのアクセスだけでなく、営業活動や社内でのフィードバックを経て感じ取っていくものです。情報収集を怠らず、小さな気づきを大事にしていきながら、改善したいと思ったときにはすぐに動き出すことが大切です。

5 公開時には気がつかない課題が見つかるため

最後に、WEBサイトを制作する時は、公開をゴールとする視点で多くの関係者はみています。クライアントも、営業も、制作担当もそうです。

公開したらクローズではなく、ユーザやステークホルダーの様々な反応、売上の結果、問い合わせの内容をみるうちに、もっとこうした方が良かったのでは、という考えが必ず起こります。定期的な見直しの機会を多く設けることで、この気づきは生まれやすくなります。

定期的な見直しを行う頻度と内容

WEBサイトの見直しを行う頻度は、サイトの種類や規模、更新頻度などによって異なりますが、一般的には、

 

  • 前日
  • 七日間
  • 一ヶ月(28日間)
  • 四半期(三ヶ月)
  • 半年(六ヶ月)
  • 1年(12ヶ月)

 

といった単位で行われます。(GoogleAnalyticsの解析期間の設定もおおよそこの期間です)全期間で見ることは、環境の変化からして、あまり得るものは少ないと思いますが、前年度比較は大切です。

 

頻度によって見直す内容も異なります。

 

  • 前日(アクセスチェック)
  • 七日間(前週との比較)
  • 一ヶ月(前月との比較、KPI分析)
  • 四半期(問い合わせ数や売上とアクセスの比較)
  • 半年(下期改善計画)
  • 1年(当初立てた目標計画の振り返りと見直し)

 

本来、WEBサイトの保守とは、物理的なサーバやドメインの管理(維持・更新)だけでなく、こうした解析(運用)を含みます。解析をするためには、KPI(指標)を設定します。

 

ビジネスのWEBサイトは、およそ3年〜5年でフルリニューアルする傾向が多いですが、事業計画や立案した戦略の実施と並行しながら検討していくことをおすすめします。

まとめ

WEBサイトは、単なる情報発信ツールではなく、お客様との接点であり、ビジネス戦略を支える重要なものです。公開・作成したら終わりではなく、定期的な見直しによって、より大きな体験と価値をユーザに提供することが可能になってきます。WEBサイトを進化させ、企業の持続的成長に取り組んでいきましょう。

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