SNS投稿管理者10の心得　緊急時こそ冷静に！

WEBを管理する方々にとって、緊急時・非常時のお知らせは大切であり、しかもその更新タイミングは突然やってきます。緊急時に、ユーザは、WEBやSNSで検索を繰り返し実行します。管理者や投稿者は、最新で正しい情報を、迅速に発表する役割と責任を担っています。そんな緊急時・非常時のお知らせに掲載するときの10の心得を書きました

この記事は主に自治体官公庁や公的な情報を発信する必要のある機関・団体や、顧客管理にて社会的な影響を与えると予想される企業のBCP対策向けに書いていますが、一般の企業や店舗にもあてはまると思います。

1. お知らせは単独で
   • 他のお知らせと一緒にしない。
   • 一定期間は緊急情報のみ、または専用のページ・アカウントを作成する。
2. タイトルに緊急・災害情報　をいれる
   • 表題や投稿文の冒頭にテーマを入れる。
   • 緊急や非常時の投稿ディレクトリ（フォルダ）を作っておく。
3. 日付を冒頭に入れる。
   • 最終更新日、投稿を示す日付と時間を冒頭に入れる。【◎月○日更新】タイムラインの時系列で最新情報順に並ぶと限らない
4. WEB→SNSの順番に投稿する。
   • デマ拡散のもとになるので、SNSで先に最新情報を先行させない。
5. すべてのSNSに投稿する。
   • 利用しているSNSに公平に　できなければWEBのみにする。
6. 動画で緊急情報を発信しない。
   • やるならばリアルライブのみ。または背景に文字や内容・字幕を搭載した短い動画にすること
   • （ライブ配信の記者会見が多いですが、後日文字起こしの記事や字幕での動画を再投稿するべきです。）
7. 曖昧な表現を避ける
   • 数字や表記方法には特に注意をしておくこと。
8. 内容を記載した画像を投稿する。
   • 一度に識別できる画像。または情報量が多いとき。
9. 時間を決めて更新する。
   • 継続的な発信であれば朝や昼・夕方など決まった時間にする。
10. 冷静に更新する。
    • 不確かな情報やネガティブな発言・返信に惑わされず　公式の情報を投稿すること。

政府や自治体等のお知らせはおおよそ上記の方針にて投稿されていますが、地方自治体、特に市町村では、現場の対応で精一杯で情報発信が追いつかないことが多くあります。担当者は、不確かな情報や見る人を不安にさせる表現を避け、仲間と相談しながら正しく情報を整理し冷静に更新をしていきましょう。そして受け取る側も、正しい情報を自分自身で収集・判断していくようにしましょう。